米ニューヨーク 厳重警戒の中での年越し
相次ぐ銃乱射事件やテロ事件の影響により、アメリカ・ニューヨークでも観光名所の警備にあたる警察官を増員するなど、厳重な警戒の中での年越しとなった。
タイムズスクエアに続く道には大勢の人が列をつくっている。警察官によるボディーチェックを受けなければ、中に入ることができないためだ。
ニューヨークの観光名所タイムズスクエアでは、約100万人が毎年恒例のカウントダウンを行い、年越しの瞬間、家族や友人と抱き合って新年を祝った。
フランス・パリでの同時多発テロ事件や、去年、アメリカ各地で起きた銃乱射事件を受け、タイムズスクエア周辺だけで、去年より800人多い約6000人の警察官が警備にあたった。中にはライフル銃を持った警察官や爆発物を探る警察犬も動員された。
観光客「(厳重な警戒は)いいことだと思う。私たちを守るためだから」「警察がたくさんいるので安心」
しかし先月30日には、アメリカ国籍の25歳の男がニューヨーク州でのテロを計画していたとして逮捕されており、警察は引き続き警戒を続けるという。