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少年が教師切りつけ 「イスラム国」影響か

2016年1月12日 12:59
少年が教師切りつけ 「イスラム国」影響か

 フランス南部のマルセイユで11日、少年が刃物でユダヤ人の教師を切りつける事件があった。少年は過激派組織「イスラム国」の影響を受けていたとみられている。

 マルセイユの検察によると、襲われたのはユダヤ人学校の教師で、11日、トルコ出身の高校生の少年(15)に刃物で切りつけられ、背中と手に軽いケガをした。少年はまもなく逮捕されたが、「『イスラム国』の名において犯行に及んだ」と話しているということで、「イスラム国」の影響を受けていた可能性があるとみられている。

 高校での成績は優秀だったということだが、警察が動機など詳しい事情を調べている。