「イスラム国」関係者入国?タイでテロ警戒
タイの警察は、過激派組織「イスラム国」がタイでテロ行為をする恐れがあると、ロシアの情報機関から警告されたことを明らかにした。
タイ警察によると、「イスラム国」とつながりがあるとみられるシリア人10人が10月にタイに入国したと、ロシアの情報機関から連絡があった。ロシア側は、この10人がタイでロシアの施設を襲撃する恐れがあると警告している。タイ警察によると、観光ビザでタイに入国して今も出国していないシリア人は、今月3日時点で21人いるという。
タイ警察はロシア側の情報をもとに事実関係を捜査するとともに、外国人が集まる観光地などで警戒を強化している。