「イスラム国」去年6月以降3591人殺害
内戦が続くシリアで、過激派組織「イスラム国」が去年6月以降、3500人以上を殺害したことが明らかになった。
これは、イギリスに拠点を置くシリア人権監視団が29日に発表したもの。それによると、「イスラム国」は国家の樹立を一方的に宣言した去年6月以降、3591人を銃撃したり、頭部を切断したりするなど、「処刑」の手法で殺害したという。半数以上の1945人は民間人で、このうち103人が女性、77人が子どもだと伝えている。
また、「イスラム国」のメンバーも脱走を図ったり、スパイの疑いがかけられたりするなどして、415人が殺害されたという。