リオ五輪 会場近くの海に大量の魚の死骸
今年8月にオリンピック競技が行われるブラジル・リオデジャネイロの海で13日、大量の魚の死骸が打ち上げられた。この海では深刻な水質汚染が問題となっている。
13日、リオデジャネイロのグアナバラ湾で大量の魚の死骸が打ち上げられた。グアナバラ湾では、オリンピックのセーリング競技が行われるが、ロイター通信によると、死骸が打ち上げられたのは、競技会場のすぐ近くだという。
グアナバラ湾は近くのスラム街などから生活排水などが直接流れ込み、深刻な水質汚染が問題となっている。去年8月に行われたセーリングのテスト大会では、競技終了後、下痢や高熱を訴えるなど体調を崩す選手も出た。
州政府は、「水質はオリンピック基準を満たしている」と、競技開催に問題はないと主張している。