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「イスラム国」が犯行声明 ジャカルタテロ

2016年1月15日 6:09
「イスラム国」が犯行声明 ジャカルタテロ

 20人以上が死傷したインドネシア・ジャカルタの爆弾テロ事件について、過激派組織「イスラム国」を名乗る組織が犯行声明を出した。

 この事件は、インドネシアの首都・ジャカルタで複数の爆発と銃撃戦が相次いで発生し、2人が死亡、24人がケガをしたもの。事件では、自爆するなどして容疑者グループの5人も死亡しているが、過激派組織「イスラム国」のインドネシア支部を名乗る組織が14日に犯行声明を出し、4人の戦闘員が、武器や自爆ベルトで攻撃を行ったなどと主張した。

 現地で暮らす「じゃかるた新聞」毛利春香さん「こちらの通りに出た後、2回爆発音を聞いた。その後、銃撃戦があったので、発砲音を5、6回聞いた。(爆発の)煙が見えたのと銃を持った方が走っている様子が見えた」

 警察はテロ事件と断定して、背景を詳しく調べている。

 事件のあった周辺は日本企業など多くの外国企業の集まるジャカルタの中心部で、地元メディアは「インドネシアで最も目立つ場所で、起きたテロだ」などと事件を大きく報道していて、現地では衝撃が広がっている。