「クリミア橋」をウクライナ軍が旧ソ連時代の地対空ミサイルで攻撃も迎撃~ロシア国防省が主張
ロシア国防省は12日、ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶクリミア橋をウクライナ軍が攻撃したと主張しました。
ロシア国防省によりますと、現地時間の12日午後1時頃、ウクライナ軍は、旧ソ連時代の地対空ミサイルを使ってクリミアの橋に攻撃を仕掛けたということです。
しかし、ロシアはこれを探知して、ミサイルを空中で迎撃し、ケガ人や橋への被害はなかったとしています。現地の親ロシア派トップの顧問は、橋を包んだ白い煙について、ロシア軍が「煙幕を張った」としています。
クリミア橋はクリミア半島とロシアをつなぐ補給路で、去年10月に橋の一部が破壊されて以降、ウクライナ側が攻撃を仕掛けていて、先月17日には攻撃によって通行中だったロシア人夫婦が死亡しています。