米ブリンケン国務長官、パレスチナ自治政府アッバス議長と会談
アメリカのブリンケン国務長官は5日、ヨルダン川西岸を訪問し、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談しました。
ロイター通信によりますと、パレスチナ自治政府のアッバス議長は5日の会談で、ブリンケン国務長官に対し、即時停戦と人道支援の必要性を訴えました。ブリンケン長官は、パレスチナ自治政府がガザ地区の今後について中心的な役割を果たすべきだと述べたということです。
また、アメリカ国務省によりますと、ガザ地区への人道支援の提供や必要な援助を再開させる方針を伝えました。
ブリンケン長官は、その後の会見で、「戦闘の一時停止を通じて多くのことを前進させることが重要だ」と強調し、人質の解放や人道支援には戦闘の一時停止が必要との考えを改めて示しました。アラブ諸国が「即時停戦」を求めていることについては、「戦闘の一時停止を歓迎すると思う」と述べ、理解を得られるとの考えを示しました。