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6か国協議中国側代表が訪朝 核実験以降初

2016年2月2日 21:28
6か国協議中国側代表が訪朝 核実験以降初

 北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の中国側代表が2日、北朝鮮を訪問した。先月6日の核実験以降、中国高官による北朝鮮訪問が確認されたのは初めて。

 AP通信によると、6か国協議の議長でもある中国の武大偉朝鮮半島特別代表は、2日午後、北朝鮮の首都・平壌に到着した。北朝鮮では北西部の東倉里にある長距離弾道ミサイル発射施設の周辺で活動が確認されていて、アメリカ政府高官は「数週間以内にミサイルを発射する可能性を示している」という見方を示している。このため武特別代表は北朝鮮の金桂官第1外務次官らと会談し、ミサイル発射を行わないよう説得にあたるものとみられる。

 また、先月6日の核実験以降、国際社会が北朝鮮に対し強い制裁を求める声を強める中、北朝鮮側から非核化に向けた姿勢を引き出したい狙いもあるとみられる。

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