台湾地震発生3日目 依然110人超が不明
台湾南部を襲った地震は、発生から3日目を迎え、被害が集中しているビルの捜索が続いている。
台南市で、被害が集中している16階建てのビルの倒壊現場では、まだ110人以上の行方がわかっておらず、家族が見守る中、軍や消防などの捜索が続いている。
行方不明者の親族「(姉の)子が無事救出されることを願います。1人は亡くなったが、もう1人は必ず救出してほしい」
台南市内では、これまでに9棟のビルが倒壊しているが、この16階建てのビル以外はすでに捜索を終えている。
今回の地震で死亡した34人のうち、32人はこのビルで犠牲になっており、被害が集中していることなどから、ビル自体の欠陥を指摘する声もあがっている。