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台湾地震発生から72時間、7人の生命反応

2016年2月9日 13:30
台湾地震発生から72時間、7人の生命反応

 台湾南部を襲った地震は、生存率が大幅に下がるとされる72時間を過ぎたが、依然として100人以上が行方不明。

 日本時間の9日午前11時半過ぎ現在、38人の死亡が確認されている台南市のマンションでは、8日夜から重機を使った大規模な捜索が始まった。まだ行方不明者が100人以上いて、7人の生命反応があることから、周辺から通路をつくる作業をしている。周辺では家族らも見守っているが、重機を使った作業について、行方不明者を傷つける可能性も指摘されることから、複雑な表情を浮かべている。

 発生から72時間を過ぎ、新たな生存者救出の情報は今のところ入っていない。また近隣住民は、地元では以前から建物の欠陥が指摘されていたと話している。

 近隣の住民「(マンションの)建築業者が建てたものは品質がみな悪いから、わかってる人は(このマンションを)絶対買わない。住んでる人は事情を知らない人だ」

 検察は今後、このマンションの建築業者の責任者を数日内に呼び出す方針。

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