シリア大統領“テロ組織との戦いは続ける”
内戦が続くシリア情勢で、アサド大統領は24日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、停戦に協力する意思を示す一方、「テロ組織」との戦いは続けると強調した。
ロシア大統領府によると、電話会談の中でアサド大統領は、アメリカとロシアが今月27日からの停戦を呼びかけた共同声明について、「政治解決に向けた重要な一歩だ」と評価し、「停戦の確立に向け協力する用意がある」と述べた。
一方、両者は、過激派組織「イスラム国」などテロ組織に対する攻撃は続ける考えを強調した。
「対テロ」を名目に、反体制派への空爆が続く可能性もあり、戦闘が停止するかは、予断を許さない状況。