アメリカ映画界の最高の栄誉とされるアカデミー賞の授賞式が行われ、レオナルド・ディカプリオさんが主演男優賞を初めて受賞した。

　「レヴェナント：蘇えりし者」で主演男優賞に輝いたディカプリオさんは５回目のノミネートで、悲願の初受賞。

　ディカプリオさん「受賞できたことを感謝しています。今回の受賞を当然のこととは思ってません」

　また、「レヴェナント」のアレハンドロ・イニャリトゥ監督が監督賞を受賞した。イニャリトゥ監督は２年連続の監督賞受賞。

　注目の作品賞には、カトリック教会の神父による性的虐待を新聞記者が追及する様子を描いたトム・マッカーシー監督の「スポットライト　世紀のスクープ」が受賞した。

　長編アニメーション部門にノミネートされた日本の作品、米林宏昌監督の「思い出のマーニー」は惜しくも受賞を逃した。