トルコテロ実行犯は「イスラム国」と関わり
トルコの最大都市イスタンブールの中心部で起きた自爆テロ事件で、トルコ政府は20日、実行犯が過激派組織「イスラム国」と関わりのある人物との見方を明らかにした。
この事件は、イスタンブール中心部の、買い物客や観光客でにぎわうイスティクラル通りで19日に爆発があり、外国人4人が死亡、30人以上がケガをしたもの。
政府はすでに「自爆テロ」と断定していたが、アラ内相は20日、実行犯は南部ガジアンテップ出身の1992年生まれの男で、「イスラム国」との関わりを示す証拠があると発表した。また事件に関わったとして5人を拘束したことも明らかにした。
観光地イスタンブールでも相次ぐテロ事件に、トルコ政府は危機感を強めていて、ダウトオール首相は、「テロを根絶するまで戦い続ける」と強調した。