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米「発射されたのは短距離弾道ミサイル」

2016年3月22日 7:34
米「発射されたのは短距離弾道ミサイル」

 北朝鮮は21日午後3時19分から、短距離の飛翔体を5発、日本海へ向けて発射した。

 韓国軍によると、北朝鮮は21日午後3時19分から午後4時5分にかけて、東部の咸興付近から短距離の飛翔体5発を発射したという。飛翔体は約200キロメートル飛び、日本海に落下したということで、韓国軍は弾道ミサイルかロケット弾かなど分析を進めている。

 北朝鮮は今月10日にはスカッドとみられる短距離弾道ミサイルを発射、18日には「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイルを発射している。金正恩第1書記は先週、「近いうちに、核弾頭の爆発実験と核弾頭が搭載できる様々な種類の弾道ミサイルの発射実験を断行する」と準備を指示したとされ、北朝鮮による挑発はエスカレートする一方だ。

 これについてアメリカ国防総省は、発射されたのは短距離弾道ミサイルだとの見方を示し、「発射は国連安保理決議に明らかに違反する」として、北朝鮮に対し、国際的な義務を守るよう改めて求めた。