倒壊マンション建設会社元社長ら起訴 台湾
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今年2月の台湾南部地震で、被害が集中して100人以上が死亡したマンションをめぐり、地元の検察は、建設会社の元社長ら5人を業務上過失致死などの罪で起訴した。
2月の台湾南部地震では、16階建てのマンションが倒壊し、115人が死亡した。周辺の被害は少なかったことから、地元の検察は、マンションで手抜き工事が行われた可能性も視野に捜査を行い、7日に建設した会社の林明輝元社長ら5人を業務上過失致死などの罪で起訴した。
元社長らがコストを削減する目的で、鉄筋の量を減らしたり、強度の劣るものを使用したりするなどして、マンションの耐震性を著しく低下させたとしている。
地元メディアによると、元社長は、「工事は下請けの会社に任せていたので、すべてのことは管理できない。計算間違いが倒壊原因だ」と否認しているという。