台湾南部地震 倒壊マンション近くで慰霊祭
台湾南部地震は、発生から7日目を迎え、犠牲者の慰霊祭が行われた。こうした中、倒壊した台南市のマンションでは違法改築の疑いも指摘されている。
台湾南部地震では倒壊した台南市のマンションで94人が死亡し、28人が行方不明のまま。地元メディアは倒壊したマンションの1階から4階までで、構造上必要な壁や柱などが後に取り除かれた疑いがあると伝えている。こうした点について検察は、所有者や入居者らが違法に改築を行っていなかったかどうか調べを進めている。
一方、発生から7日目の12日、現場近くで慰霊祭が行われた。会場には馬英九総統も姿を見せ、遺族らとともに犠牲者の冥福を祈った。