独列車衝突 運行管理者が携帯電話でゲーム
ドイツ南部で今年2月、列車同士が正面衝突し96人が死傷した事故で、12日、運行を管理していた男が逮捕された。男は事故直前まで携帯電話のゲームで遊んでいたという。
この事故は、今年2月、ドイツ・バイエルン州で列車同士が正面衝突し、11人が死亡、85人がケガをしたもの。捜査当局は12日、事故当時、運行管理を担当してた男を過失致死傷などの疑いで逮捕した。
男は、事故直前まで携帯電話のオンラインゲームで遊んでいて、調べに対し、ゲームをしたことは認めているものの「注意はそらしていなかった」と話している。
捜査当局は、列車などに技術的な問題は見つかっていないことから、男がゲームに気をとられ誤った指示を出したことが事故の原因とみて調べている。