北朝鮮、新たな核実験の兆候みられないが…
アメリカの研究機関は13日、北朝鮮が今後数日のうちに、新たな核実験を行う兆候は、ほとんどみられないとの見解を明らかにした。
北朝鮮は15日に「最大の祝日」とされる金日成主席の誕生日を迎えるが、節目の日にあわせてミサイル発射や核実験を行う可能性もあり、韓国政府は警戒を強めている。
こうした中、アメリカの北朝鮮研究機関「38ノース」は、北東部・豊渓里にある核実験場の衛星写真を公開した。先週末から今週にかけて撮影された写真では、実験場につながる入り口が開かれたままになっている様子や少数の車両は確認できるものの、目立った動きはみられないとしている。
ただ、38ノースは「兆候がみられないまま核実験が行われる可能性もある」とも指摘している。