イギリス王室のウィリアム王子夫妻は１６日、インドの世界遺産「タージマハル」を訪れ、ダイアナ元皇太子妃が離婚前に一人で写真を撮られ話題となったベンチで記念撮影に応じた。

　ウィリアム王子とキャサリン妃は１６日、一週間にわたるインドとブータン訪問の最後の日程として世界遺産の「タージマハル」を訪れた。

　そして、ウィリアム王子の母・ダイアナ元妃が１９９２年、チャールズ皇太子と夫婦でインドを訪問したにもかかわらず、１人で訪れ座ったベンチに腰掛け、仲むつまじい様子を見せた。ダイアナ元妃はその年の年末にチャールズ皇太子との別居を決めていて、ベンチで撮られた写真は、２人の関係悪化の象徴となっていた。

　イギリスメディアは、王室関係者の話としてウィリアム王子夫妻が「新たな思い出作りを望んでいた」と報じている。