北が核実験強行ならより強力な措置~日米韓
日米韓3か国の外務次官協議が19日にソウルで開かれ、北朝鮮が5回目の核実験を強行した場合、より強力な措置をとることで一致した。
外務省・斎木事務次官「北朝鮮がさらなる挑発行為に出るならば、我々は、これに対してさらに強い決意をもって、より強い内容の、国際社会としての対応をとることで一致している」
金正恩第1書記が先月、「近い時期に核弾頭の爆発実験を行う」と指示するなど、北朝鮮による5回目の核実験の兆候が見られる中、協議では、核実験を強行した場合、さらなる制裁措置を念頭に、より強い対応をとることで一致した。
北朝鮮は、国連の安保理で制裁決議が採択された後も挑発を繰り返していて、効果を疑問視する声もあがっているが、ブリンケン国務副長官は、「今後数週間から数か月で、制裁の効果がでてくるだろう」との見方を示した。