「北京モーターショー」若い世代にアピール
世界最大の自動車市場・中国で「北京モーターショー」が25日から始まった。メーカー各社は、購買の中心となる若い世代の取り込みを念頭にアピールしている。
「北京モーターショー」には、世界中から約1600のメーカーが1100台以上の車を出展している。中国の自動車専門誌によると、去年の新車購入者の7割近くが1980年以降に生まれた若い世代とみられ、今回は、若い世代を意識した発表になっている。
日産は経済的に余裕のある若い世代を意識した高級セダンを発表した。一方、ホンダやマツダは中国市場で人気のあるSUVの新たな車種を公開する。金銭的にも余裕があり、初めて車を手にする若者を中心にアピールする戦略。