北朝鮮 36年ぶりに党大会始まる
北朝鮮では、6日から36年ぶりに朝鮮労働党の党大会が始まった。平壌から横田明記者が伝える。
会場となっている「4・25文化会館」は、朝鮮労働党のシンボルマークがたくさん掲げられ、会場の前には、関係者を乗せてきたとみられる多くのバスや車両がみられた。また、中の警護のためか会場の前にはSPとみられるスーツ姿の男性らが確認できた。
しかし、会場の周りでは市民や路線バスも行き交い、2日前に通ったときから変わった様子はなかった。北朝鮮の関係者によると党大会は日本時間6日午前9時半から始まったという。
6日朝の朝鮮中央テレビは、放送開始直後に党大会の開催を祝う言葉が述べられた。また、党を称える歌も放送された。
党大会は、6日から3日間から4日間行われるとみられている。今回の大会では金正恩第1書記体制の確立を国内外にアピールし、新しい指導部の人事などを決めるものとみられる。