英女王「中国側は、とても失礼でした」
イギリスのエリザベス女王とキャメロン首相の意外な発言が波紋を広げている。
去年10月、中国の習近平国家主席が国賓としてイギリスを訪問した。この代表団について、エリザベス女王は10日に開かれた園遊会で、中国側が「とても失礼でした」などと発言した。
エリザベス女王「中国側はイギリス大使にとても失礼でした」
さらに女王は、当時、警備を担当した警察幹部に対して、「災難でしたね」とも述べた。中国からの投資拡大に期待するイギリスは、中国との蜜月関係をアピールしているが、女王から思わぬ冷や水が浴びせられた形。
一方、キャメロン首相は10日、別の行事で、女王に対して、ナイジェリアとアフガニスタンについてこんな発言をしてしまった。
キャメロン首相「ナイジェリアとアフガニスタンは、おそらく世界でもっとも腐敗した国です」
12日にイギリスで開催される腐敗防止サミットについて説明した際に述べたものだが、不用意な発言内容に批判も出ている。