きゃりーぱみゅぱみゅ4年ぶり米・単独公演に“歓声”
アメリカの国内線の多くで、機内でのマスク着用義務が停止されました。アメリカではコロナ前の日常が戻りつつある中、日本人アーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅさんが4年ぶりとなる単独公演を行いました。
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生活が新型コロナ流行前の日常に戻りつつあるアメリカ。その光景は空港でも見られるようになりました。
記者(米・ニューアーク空港、19日)
「アメリカの航空会社の多くが、国内線の機内でのマスクの着用義務を停止しています。空港にはマスクを着けていない人もちらほら見受けられます」
機内で撮影された映像では…
機内アナウンス
「喜ばしいことです。マスクの着用は任意になります」
フロリダ州の連邦地裁が18日、公共交通機関でのマスク着用の義務づけは「違法」と判断したのです。
航空会社の対応に利用者は…
「解除されたと聞いて『やったー!』と思いました。とてもうれしいです」
「残念です。正しい選択とは思えません。(機内で)絶対マスクを着用し続けます」
ニューヨーク州では新型コロナの陽性率が再び5%台まで上昇していて、ニューヨーク市内の地下鉄やバスなどでは、引き続きマスク着用が義務化されています。
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こうした中、アメリカに渡ったのが、歌手の「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんです。
「ハロー、エブリバディ!マイネーム イズ きゃりーぱみゅぱみゅ フロム ジャパン」
18日、アメリカ・ロサンゼルスで4年ぶりに単独公演を行いました。
盛り上がる観客。ほとんどの人がマスクを着けていません。
新型コロナ対策が全て解除され、コロナ禍前とほぼ同じ環境でライブが行われました。
歌手 きゃりーぱみゅぱみゅさん
「すっごい盛り上がって、まだ日本だと歓声は禁止されてるんですけど、こっちはみんな『ぎゃー!』みたいな感じで。久しぶりに歓声を浴びて、やっぱり気持ちもすごく乗りました」
その翌日の19日、「きゃりーさん」が訪れたのは、アメリカ最大の日本人街、「リトル・トーキョー」です。
コロナ禍を経て、再び活動をはじめた日系コミュニティーなどを支援する取り組みに参加しました。
おみやげを売る店では、リトル・トーキョーとのコラボTシャツを制作。
土産物店
「私の甥がデザインしたものとKPP(きゃりーぱみゅぱみゅ)のチームが一緒になってこれを作ったんです」
その効果は早速あらわれました。
買い物客
「Tシャツをください」
これらの商品は期間限定で販売され、売り上げの一部は地元のために使われるということです。
きゃりーぱみゅぱみゅさん
「結構人も戻ってきているので、まずはこのまま順調に回復してきたらいいな」