公務で私用アドレス「国務省指針に反する」
アメリカ大統領選挙で民主党の支持率トップのクリントン前国務長官が、在任中に公務で私用のメールアドレスを使っていたことについて、国務省の指針に反していたとする報告書がまとめられた。
報告書は、この問題を調査していた国務省の監察官が25日、議会に提出したもので、クリントン氏が許可を得ずに公務で私用のアドレスを使っていたなどと指摘、国務省の指針に反していたと結論づけた。民主党の指名獲得が濃厚なクリントン氏にとっては大きな痛手だが、陣営は、他の長官も使っていたと反発している。
この問題は、FBI(=アメリカ連邦捜査局)も国家機密に関するやり取りがなかったか捜査を続けている。