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米大統領「世界経済、各国が必要な措置」

2016年5月26日 21:45
米大統領「世界経済、各国が必要な措置」

 26日に開幕した伊勢志摩サミットでG7の首脳らは、最大のテーマ・世界経済について議論。アメリカのオバマ大統領は26日夜に会見し、世界経済について、雇用回復などのため、各国が必要な措置を取り続けることで一致したと述べた。

 オバマ大統領は、伊勢志摩サミットの最大のテーマである世界経済について、雇用回復や賃金引き上げのため、あらゆる手段を使うことについて、G7首脳で話し合ったと述べた。そして、各国が必要な措置を取り続けていくことで一致したとも述べた。

 また、外交・安保の議論では、南シナ海をめぐる情勢やウクライナ問題などが取り上げられたと述べた。

 一方、27日に迫った広島訪問の理由についても改めて語った。

 アメリカ・オバマ大統領「原爆・核兵器を使ったことは、現代史の中の転換点だ。広島訪問の理由は、核兵器を持つ危険性を改めて強調するためだ」

 オバマ大統領は、第2次大戦では罪のない多くの人々の命が失われたことを忘れてはならないと述べたうえで、世界平和のため、各国がさらに努力すべきだとの考えを強調した。