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北ミサイル発射 米国「地域の重大な脅威」

2016年6月2日 2:44

 北朝鮮が先月31日、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」と見られるミサイルを発射したことを受け、アメリカ政府は31日、「地域にとって重大な脅威だ」などと強く非難した。

 国防総省は、北朝鮮が先月31日に発射したミサイルは「ムスダン」だとの見方を示した。北朝鮮は4月にも3度発射し、いずれも失敗しているが、国防総省は「これで4回続けて失敗した」と分析している。度重なる北朝鮮の挑発行動に、ホワイトハウスも強く非難した。

 アーネスト報道官「アメリカは国連の安保理決議違反である北朝鮮のミサイル実験を強く非難する。これらの行動と北朝鮮が弾道ミサイルや核兵器能力を高めようとしていることは、引き続きアメリカやアジア太平洋地域の安定にとって重大な脅威である」

 アーネスト報道官は、北朝鮮に対し、地域の緊張を高めるような行動を控えるよう改めて求めた。