アメリカで、動画投稿アプリ「TikTok」を規制する動きが広がっています。中西部のインディアナ州は、消費者を欺いているとして、TikTokの運営会社を提訴しました。

インディアナ州は7日、TikTokは、わいせつ・薬物・アルコールなどのコンテンツは「まれである」とウソの説明をし、子どもをアプリに誘い込んでいるなどとして、TikTokを運営する会社を訴えました。

州司法長官は、「TikTokは、ユーザーに害を及ぼすことを理解している中国企業の悪質な脅威だ」とコメントしています。

TikTokをめぐっては、中国への情報流出を防ぐためとして、先月末から今週にかけて、中西部サウスダコタ州、南部サウスカロライナ州、メリーランド州で、州政府の端末からTikTokへのアクセスが禁止されるなど、利用を規制する動きがアメリカで広がっています。