欧州選手権にあわせ…テロ計画の男を拘束
今週開幕するサッカーのヨーロッパ選手権にあわせてテロを計画したとして、フランス人の男がウクライナで拘束された。
ウクライナ治安当局が公開した映像では、男がロケット砲らしきものを袋に入れている。武器を車に積み込み、ポーランドとの国境付近にやって来た男が車に乗り込もうとした瞬間、特殊部隊が一斉に駆け寄り男の身柄を拘束した。
ウクライナ治安当局によると、男は、自動小銃5丁と実弾5000発以上、TNT火薬125キロ、目出し帽20点などを所持していた。
フランス政府の移民政策などに不満を持っていて、今週、フランスで開幕するサッカーのヨーロッパ選手権にあわせて、イスラム教やユダヤ教の礼拝所、税務署などを標的に15件のテロを計画していたという。治安当局は、半年前に入国した頃から、男の動きを追っていたと説明している。