不正資金作りか? 韓国ロッテに家宅捜索
韓国の検察当局は10日朝から韓国のロッテグループに対して家宅捜索を行っている。韓国メディアは、日本円で数億円にのぼる不正資金を作り出し、経営陣が着服した疑いがあると伝えている。
韓国の検察当局は、10日午前9時すぎから、ソウル市内のロッテグループ本社やロッテ百貨店など、17か所の家宅捜索を行っている。検察当局は、強制捜査に踏みきった容疑について明らかにしていないが、ロッテ側は、検察から「不正な資金を作った疑いだ」と説明を受けたという。聯合ニュースは、不正資金の額は、日本円で数億円にのぼると伝えている。
ロッテグループをめぐっては、運営する免税店に出店しているメーカーから場所をめぐって裏金を受け取っていた疑惑も浮上している。
ロッテグループは「捜査に協力する」とコメントしている。