１２日午後、中国・上海の浦東国際空港で爆発があり、４人がケガをした。

　爆発があったのは、国際線の搭乗手続きをするカウンターで、現場は封鎖されていて、多くの警察が警戒に当たっている。

　爆発の瞬間の映像を、中国中央テレビがインターネット上に公開した。映像では、カウンター付近で大きな炎とともに爆発する瞬間が捉えられている。煙が立ちこめるなか、利用客らはこどもを抱えて避難している。

　爆発は、日本時間の１２日午後３時２０分ごろ、場所は空港のターミナル２のチェックインカウンター前。地元メディアによると、１人が重傷、３人が軽傷だという。新華社通信によると、爆発したのは手製の爆発物だという。ただ、今のところ、爆発物を持っていた人物や経緯は明らかになっていない。

　現場の爆発があったカウンター近くは、警察による厳重な警戒が続いているが、ほかのカウンターについては搭乗手続きも行われていて、ほかの航空会社の飛行機には影響がないという。