男が警官夫婦殺害「イスラム国」忠誠か 仏
フランスのパリ近郊で13日、警察官夫婦が殺害される事件があった。地元メディアは容疑者が過激派組織「イスラム国」への忠誠を誓っていたと伝えている。
事件があったのはパリ近郊の住宅街で、警察官が帰宅したところ、男に刺され死亡した。男はそのまま立てこもり、約3時間後に治安当局に殺害されたが、警察官の妻も殺されているのが見つかった。
AFP通信によると、男は「イスラム国」に忠誠を誓っていると話し、犯行当時「神は偉大なり」と叫んでいたとの証言もあるという。また、事件後、「イスラム国」系の通信社が戦闘員による犯行だと伝えた。
当局はイスラム過激思想に影響を受けたテロの可能性もあるとみて捜査している。