ロシア選手67人がリオ五輪出場申請へ
組織的なドーピングをめぐり、陸上選手のリオオリンピック出場が危ぶまれているロシアで、近く選手が出場を申請することがわかった。しかし、認められるのは厳しい状況。
ロシアのムトコ・スポーツ相は25日、地元メディアに対し、「あす、67人の選手が、リオオリンピックの出場申請を提出する」と話した。
ロシアの出場申請について国際陸上連盟は、国外を拠点に活動していて適切なドーピング検査を受けている選手に限定している。しかし、条件に該当する選手は少ないとみられ、67人全員の申請が認められるのは厳しい状況。
また、ムトコ・スポーツ相は、オリンピックへの出場を求めて、選手が近くスポーツ仲裁裁判所に集団で提訴する予定だと明らかにした。