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父親「息子は精神的な病気だった」仏テロ

2016年7月16日 19:37
父親「息子は精神的な病気だった」仏テロ

 フランス南部のニースで14日、トラックが群衆に突入し、84人が死亡したテロ事件で、容疑者の男の父親が容疑者について、4年前には精神的な病気を患っていたと話していることがわかった。

 トラックを運転していたニースに住むチュニジア国籍のムハンマド・ブーレル容疑者(31)の父親は、ブーレル容疑者が精神的な病気を患っていたと話した。

 ブーレル容疑者の父親「彼は問題を抱え、精神的な病気になった。医者に診せ、処方箋をもらっていた」

 また、検察は「過激な思想の持ち主とは認識されていなかった」と発表しているが、ブーレル容疑者が今年1月に起こした暴行事件を担当した弁護士も、NNNの取材に対し、こう述べた。

 ブーレル容疑者の元弁護士「普通の男で、イスラム過激派との関係を疑わせるような言動はなかった」

 ただ、検察は、過激派組織「イスラム国」との関係も調べているとしていて、事件の全容解明を急いでいる。

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