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精神的に不安定だったか 仏ニース・テロ

2016年7月18日 14:30
精神的に不安定だったか 仏ニース・テロ

 84人が死亡したフランス・ニースのテロ事件で、トラックを運転していた男が、妻に暴力をふるうなど精神的に不安定だった可能性のあることがわかった。

 ムハンマド・ブーレル容疑者の元妻の弁護士によると、妻は結婚当時、頻繁に暴力を受けていたという。

 ブーレル容疑者の妻の弁護士、ジャン・イブ・ガリーノ氏は17日、「ブーレル容疑者は、元妻に暴力をふるっていた。福祉事務所からDVについて警告も出ていた」と述べた。

 弁護士はブーレル容疑者が精神的に不安定だった可能性があると示唆している。

 一方、妻は事件の15日前にブーレル容疑者と会ったということだが、イスラム過激思想に染まった兆しや異変は感じられなかったという。

 地元メディアによると、ブーレル容疑者は事件直前に「もっと武器をもってこい」とのメッセージを携帯電話から送っていて、当局は協力者がいなかったかなど捜査を進めている。

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