ミサイル発射直後の北朝鮮側の様子は…板門店から撮影
政府は、北朝鮮が4日午前、弾道ミサイル1発を発射し、このミサイルは日本を飛び越え約4600キロ飛び、太平洋に落下したとみられると発表しました。
こうした中、4日NNNは南北の軍事境界線にある板門店からミサイル発射直後の北朝鮮側の様子を撮影しました。
北朝鮮側の建物の中からは軍人とみられる人が双眼鏡を使い取材を警戒する様子も見られました。
NNNは北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射した直後に行われた板門店への取材ツアーに参加を許可されました。
北朝鮮を見渡せる展望台からは水田で農作業などを行う人や自転車で行き交う人の姿が見られました。
2年前に爆破された南北共同連絡事務所の隣にある高層ビルもそのまま残されているのが確認できます。
また、境界線にある北朝鮮側の建物の中からは、時折、私服の軍人とみられる人が双眼鏡を使って報道陣らの様子を監視し警戒していました。
新型コロナウイルスの流行以来、北朝鮮側の兵士が外に出ることはなく、北側だけ草が生い茂り、ミサイル発射が行われた4日も大きな変化はみられませんでした。