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五輪参加45選手から禁止薬物…IOC発表

2016年7月23日 7:21
五輪参加45選手から禁止薬物…IOC発表

 IOC(=国際オリンピック委員会)は22日、北京オリンピックとロンドンオリンピックに参加した45人の選手のサンプルから禁止薬物が検出されたと発表した。

 IOCによると、北京オリンピックでは8つの国と地域、4競技の30人から禁止薬物が検出され、このうち23人はメダリストだった。また、ロンドンオリンピックでは15人から禁止薬物が検出された。選手名は明らかにされていないが、同様の検査による5月の発表分と合わせると、98人が陽性反応となっている。

 一方、IOCは22日、ドーピングが確認されたとして、北京オリンピックの重量挙げ女子48キロ級で銀メダルを獲得したトルコのセビル・オズカン選手のメダルをはく奪すると発表した。IOCは、ドーピングが確定した選手はリオデジャネイロオリンピックに出場できないとしている。

 ロシアによる組織的なドーピングがオリンピックに影を落とす中、IOCとしては、再検査によってドーピングと闘う姿勢を示した形。