北京・ロンドン五輪 45人から禁止薬物
IOC(=国際オリンピック委員会)は22日、北京オリンピックとロンドンオリンピックの参加選手のうち、45人のサンプルから禁止薬物が検出されたと発表した。
IOCの発表によると、2008年の北京オリンピックに参加した選手のうち、メダリストを中心に保管されていた386サンプルを再検査したところ、8つの国と地域、4競技の30人から禁止薬物が検出され、このうち23人はメダリストだった。
また、2012年のロンドンオリンピックについても、9つの国と地域、2競技の15人から検出された。
IOCのバッハ会長は、「再検査は、ドーピングと戦うIOCの姿勢を示すものだ」としており、今後、ドーピングが確定した選手は、リオデジャネイロオリンピックに出場できないという。