あすから民主党党大会も…波乱含み 米
アメリカ大統領選挙民主党の党大会が日本時間26日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる。クリントン前国務長官が大統領候補に正式指名されるが、党の団結を危うくするメールが明らかになり、大会は波乱含み。
4日間の大会では党の政策綱領が承認されるほか、投票で大統領・副大統領候補が指名され、最終日にはクリントン氏が指名受諾演説を行う。
一方、会場周辺では予備選挙でクリントン氏と最後まで指名を争ったサンダース上院議員をいまだに支持する人々が連日、デモや集会を行っている。
こうした中、民主党幹部によるクリントン氏への肩入れを示唆するメールを、内部告発サイトの「ウィキリークス」が公開し、党の全国委員長が大会後の辞任を表明する事態となった。
サンダース氏の支持者「我々の主張が証明された。初めからサンダース氏からチャンスを奪っていた」
党大会は、予備選の長期化で生じた亀裂の修復が課題だったが、開会前から異例の事態となっている。