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米大統領 機密情報についてトランプ氏批判

2016年8月5日 10:33
米大統領 機密情報についてトランプ氏批判

 アメリカのオバマ大統領は4日、大統領選挙の共和党候補・トランプ氏が機密情報を扱うことについて、その資質に疑問を呈した。

 トランプ氏は近く、大統領候補として、オバマ政権から安全保障上の機密情報の開示を受ける。これに関し、オバマ大統領はトランプ氏に機密情報を伝えることに不安がないか問われ、「法律に従い行う」とし、「大統領候補は機密情報に関するブリーフを受けることになる。大統領になりたければ、大統領らしく振る舞い始めるべきだ」とクギを刺した。

 その上で、開示された内容を拡散しないよう強く求めた。

 一方、俳優で映画監督のクリント・イーストウッドさんが雑誌のインタビューでトランプ氏について「思ったことを言っている」「なぜそれを言うのか理解できる」と評価した。

 また、「クリントン氏の声を4年間聞くのはつらい」「誰もが政治的な建前にうんざりしている」として、トランプ氏に投票すると明言している。