トランプ陣営の幹部辞任 異例事態が続く
アメリカ大統領選で、共和党のトランプ陣営の幹部が19日、辞任した。選挙戦が劣勢にある中、異例の事態が続く。
辞任したマナフォート氏は、トランプ氏を穏健に振る舞わせることで、党内融和と幅広い支持の獲得を目指していた。しかしトランプ陣営は17日、共和党主流派に批判的でトランプ氏の過激な言動を後押しする新たな幹部を加え、マナフォート氏は事実上降格となっていた。
陣営内の対立の末に過激な路線に戻ったとみられる一方で、トランプ氏は18日には、これまでの自らの発言を初めて「後悔している」とも述べていて、選挙戦略の迷走が深まる異例の事態となっている。