北朝鮮は２４日朝、潜水艦発射弾道ミサイル（＝ＳＬＢＭ）を１発、日本海上に発射した。

　韓国軍によると、北朝鮮は２４日午前５時半頃、ＳＬＢＭを１発、東部の咸鏡南道新浦付近から日本海に向けて試験発射した。韓国の聯合ニュースによると、弾道ミサイルは約５００キロメートル飛び、日本の防空識別圏の海上に落下したという。

　韓国では２２日からアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習が行われていて、北朝鮮はこれに強く反発しており、発射はアメリカと韓国へのけん制とみられる。

　また、東京では２４日、日本と中国、韓国の外相会談が行われる。北朝鮮の核やミサイルについての対応も議題になる予定で、発射は、このタイミングに合わせてけん制する狙いもあるとみられる。