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独自の宇宙ステーション建設へ 中国が着々

2016年9月16日 4:26
独自の宇宙ステーション建設へ 中国が着々

 中国が独自の宇宙ステーションの建設に向け、第1号となる実験室を打ち上げた。2020年頃の完成にむけ、計画は着々と進んでいる。

 中国・甘粛省では15日夜、宇宙ステーションのパーツとして第1号となる「実験室」が打ち上げられ、無事、軌道に乗った。実験室は来月には、別の有人宇宙船とドッキングし、およそ1か月、2人の宇宙飛行士が、無重力空間での人体への影響など、さまざまな科学実験を行う。

 日本などが参加する国際宇宙ステーションは2024年に運用を終える予定だが、中国は2020年頃を目標に独自のステーションを完成させ、宇宙開発を加速化させる方針。