京大付属病院 放射性物質扱う実験室で火事
京都大学付属病院で1日に火事があり、新薬の開発に使う実験室が焼けた。この実験室では、研究用の放射性物質を扱っていたということだが、大学側は外部への拡散を否定している。
1日午後6時すぎ、京都市左京区にある京大付属病院の研究施設が入った建物から出火し、一時、爆発音とともに燃え上がり、学生らが避難する騒ぎとなった。
けが人はいなかったが、この火事で、新薬の開発を行う1階の実験室が焼けた。ここでは、研究用として放射性物質を扱っていたという。
京都大学医学部付属病院・稲垣暢也病院長「周辺に拡散しているということはありませんので、その辺はご安心いただければと思います」
大学側は外部への拡散を否定しているが、警察は、実験の内容などについて関係者から事情を聞いている。