難民の「ライフジャケット」展示 ロンドン
イギリス・ロンドンで19日、シリアの内戦などで、ヨーロッパを目指す難民や移民が海を渡る際に着用していたライフジャケットが展示された。
これは、アメリカ・ニューヨークで開催されている「国連難民・移民サミット」に合わせて、19日、行われたもの。主催者はこれらのライフジャケットの展示を通じて、難民らの権利や保護を訴えたいとしていて「国際的に責任をより共有すべきだ」などと話している。
IOM(=国際移住機関)によると、今年、船が転覆するなどして死亡した難民らの数は、今月14日までに3212人となっており、去年の同じ時期は2788人だったため、400人以上増加しているという。