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ノーベル平和賞予想1位にロシア人権活動家

2016年9月28日 2:00

 来月7日に発表されるノーベル平和賞についてノルウェーの研究機関が27日、最新の受賞者の予想を発表し、1位にはロシアの人権活動家スベトラーナ・ガヌシュキナさんをあげた。

 この予想はオスロ国際平和研究所が発表しているもので、1位にあげられたスベトラーナ・ガヌシュキナさんは74歳。チェチェン共和国の先住民族であるチェチェン人の人権保護に力を注いできた。

 ことし2月時点の予想ではアメリカ政府による情報収集活動を暴露したCIA(=中央情報局)の元職員、エドワード・スノーデン氏を1位としていたが、今回は5位となっている。

 このほか2位にはコロンビア和平合意を実現したサントス大統領と左翼ゲリラFARCのヒメネス司令官。3位にはイランの核合意の交渉を担当したアメリカのモニツ・エネルギー長官とイランのサレヒ原子力庁長官。4位には内戦が続くシリアで負傷者らの救助活動にあたっている「ホワイトヘルメット」の名で知られる市民組織、「シリア民間防衛隊」をあげている。日本人は予想の中には入っていない。

 ノーベル平和賞は来月7日、ノルウェーのオスロで発表される。