米・研究機関 北の核実験場の衛星写真公開
アメリカの研究機関「38ノース」は16日、北朝鮮が5回目の核実験を行ったあとの核実験場の衛星写真を公開した。
写真は北朝鮮が核実験を行ってから6日後、今月15日に北東部・豊渓里の核実験場を撮影したもの。震源地とされる地点の写真では、山肌に以前と比べて大きな変化はみられないという。また、実験場につながる坑道付近では、現在も覆いがみられるなどと指摘している。
こうしたことから研究機関は、北朝鮮が衛星などに気づかれることなくさらなる核実験を行うことができると警告している。
すでに韓国国防省も、北朝鮮は、「いつでも追加の核実験を行える準備ができている」との分析を明らかにしていた。