×

フィリピン大統領“ヒトラー発言”謝罪

2016年10月3日 14:26
フィリピン大統領“ヒトラー発言”謝罪

 フィリピンのドゥテルテ大統領は、自らをナチス・ドイツの独裁者ヒトラーに例えた発言について「言い過ぎた」と述べ、謝罪した。

 ドゥテルテ大統領は先月、「ヒトラーは300万人のユダヤ人を殺害した。300万人の麻薬中毒者を喜んで殺してやる」と述べていた。この発言についてドゥテルテ大統領は2日、「虐殺されたユダヤ人をおとしめるつもりは全くなかった」と釈明、謝罪した。

 ドゥテルテ大統領「ユダヤ人に対して心からおわびする。言葉が強すぎた」

 発言をめぐっては、アメリカのユダヤ人団体が「麻薬中毒者や密売人をユダヤ人になぞらえるのは不適切だ」と批判するなど、波紋が広がっていた。