次期国連事務総長にグテーレス氏が内定
今年の年末で任期が切れる国連の潘基文事務総長の後任にポルトガル元首相のグテーレス氏が内定した。
国連安全保障理事会は5日、6回目となる最後の予備投票を行った。その結果、ポルトガル元首相のアントニオ・グテーレス氏(67)が最も多くの支持を集め次の事務総長になることが確実となった。安保理が6日に行う投票で、就任が正式に決まることになる。
グテーレス氏はポルトガルの首相のほか、国連難民高等弁務官をつとめた経歴を持っていて、国連関係者は「実績、人柄ともに申し分ない」と話している。事務総長選挙をめぐっては10人が立候補し、初の女性トップを期待する声も上がっていた。